
楽しみにしていた展示を見てきました。
学生の頃から見ている作家さんのひとり。
はじめてちゃんと予約して体験したのは茅場町にある倉庫。
たしか、ひとり15分くらいだったその佇む時間は、
ハタチそこそこの私にとってはとても長い時間でした。
(そして、汗だらけで駆け込んでいらした村上隆さんが次のひとでした。。)
あれから何年経つのかしらん。
やっぱり、あの最初の体験を超えることはないのだけれど、
なにを見てもいつもどきりとさせられ続けている、
そのひとりの方の見えない存在に対する想いに。
美術担当の先生との面談で
見えないものを表現したい
見えないものを感じられるものを作りたいと、
今思えば、かなり大それた事を言った高校生のわたし。
身につけるこまものを作っている今もそれは変わりないので
人間変わるようで変わらないものなのだなと思います。。
あの感覚に、
未来とか希望とかいう名前をつけてしまうとわかったようなつもりになってしまうけれど、
あのもやもやした、
その次の何かについて考えることのできるとき。
歴史のある建物の中で、いま、ここに
佇んでいるひとたち。
私たちは確かにいま、ここにいる、そのことだけは確かだけれど、
他の全ては未知数であると
わたしは思うのです。
今回は
ちょうど読んでいた本にある
『明日を壊してゆく感覚』
という言葉がしっくりする展示でした。
2011年あの震災のあった年に出会った『人』は迷子の子供のように見えた消えがしたけれど、
今回の『人』は芯のあるかんじ。
庭園美術館で12月後半までしています。
さて、わたしは明日も、わたしの明日を壊してゆきます。
日常に詩心を。。
こんにちはぁ。
どき♡
見えないものを表すってとっても直感的で霊的で。
私は27歳くらいのときにミヒャエル エンデや、シュタイナーにとても感化されたされたのですが、aiiさんが高校生の時に既にエーテルの世界を直感で掴まれていたなんて、やっぱり、後からくるものは幸いなり。創造の世界は常に新しい魂がリレーしているのですねぇ。
伝統は意匠を伝承して行くことと同時に破壊でもあるってお花の先生もおっしゃっていました。
忘れていましたが久しぶりに思い出してときめきました!!
ありがとうございます。
今年は雪の訪れも驚異的ですが、穏やかであたたかい時間がXmasへ、そして年末へと何かしらの結晶になって街にも人々にもゆっくりと降り積もっていくといいなぁっておもいます。
2014.12.06(Sat) 18:03 | URL | のはら|編集